ここではそれで本当に着いたとはいえないのです。
崖の上から見るだけでも迫力は満点なのですが、
自信のある人たちはロッククライミングともいえる崖をおりていきます。
頑丈なくさりやはしごもかけられていますが、ここの崖は半端ではありません。
いっぽ間違えば転落死、運がよくても大怪我はまぬがれないかもしれません。
それでも、多くの人達がこの崖を下りていきます。
アドベンチャーが満喫できるからです。
それでもハバスの滝で禁止されている飛込みで亡くなった人の話は聞きますが、
この崖を落ちた人の話は聞いたことがありません。
皆、必死に慎重に下りるからです。 下のほうは岩場が多いのですが、
50メートルあまりの高さから落ちてくる滝は本当に見事なものです。
その崖下からずっと奥へ奥へと、藪をかきわけ数ヶ所の川を腰や腹
までつかって渡り、
4時間以上道なき道を進み続けるとあのコロラド川にたどりつくのです。