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第1章

登山への備え

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第2章

Stay With Trail

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第3章

夏山の天気

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第4章

谷底の暗闇

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第5章

山での緊急事態

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第6章

渓流釣り

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第7章

ラバで下る

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第8章

秘境!ハバ・スーパイ

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第9章

馬で!ハバ・スーパイ

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第10章

ハバ・スーパイの滝

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第9章 馬で下りるハバ・スーパイ

谷底への入り口は、ただいくつかの簡易トイレが設置されただけの駐車場脇にあり、

そこではこれから山を下る人々、谷底からあがって来た人々、

荷物や乗客を運ぶインディアンの馬たちで賑わっています。

 

ふもとからその駐車場へのアクセスは車のみ、観光バスは行きません。 

ラスベガスからですと、休憩をいれて5時間弱というくらいでしょうか。 

駐車場のすぐ近くにヘリコプター乗り場があり、午前10時くらいから乗客を乗せて

飛び始め、帰りは部落から帰る人々を乗せて戻ります。 

利用者がある限り何度も往復します。 午後は、3時くらいから再び飛び始めます。 

ヘリですとたったの4分で谷底の部落に着いてしまうのですが、

徒歩で下りると4時間から5時間、馬ですと3時間から3時間半というところです。 

馬は部落から朝7時ごろ出発しますので、10時頃から上で待っていれば

そこで現金を渡して乗せてもらえるわけです。 

馬には利用者の荷物の他に、部落に運ぶ荷も積み込まれます。

第7章で紹介したファントム・ランチの規制の厳しい

ラバと違って、こちらはインディアンが率いる馬ですから

特に規制はなく、馬の扱いの指導を受けたあと、

すぐに出発です。 

谷底への降り口はかなり急な崖になっているので、

はじめて馬に乗る人は、いや、慣れた人でもちょっと

たじろぐはずです。 

しかもラッシュにぶつかると、

下からくる馬が通り過ぎるまで待つことになります。

このあたりの景色は素晴らしいのですが それを楽しむ余裕はまずないでしょう。 

崖は30分ほどでおわり、そのあとはなだらかな道が延々と続き、

その崖を経験したあとですから楽なものですし、馬にも大分慣れてきています。

時々岩場や、二股に分かれた道で馬が違う方向へ行ってしまうことがあり、

初心者をあわてさせますが彼らは彼らの好みの道を選ぶだけですから、

大丈夫、すぐに他と合流します。 

たまに本当に違う方向へ向かう馬には、インディアンのカウボーイが注意をしたり

追いかけてきたりしてくれますので、心配はいりません。 

もちろん馬が急に走り出したりすることもたまにはありますが、

そんな時は鞍の前に出っ張っている部分をしっかりつかんであわてないことです。 

カウボーイが全速で追いかけてきてくれますし、馬も疲れて

そのうちには走るのをやめます。 

ラバの章でも述べましたように、馬も初心者を最初はなめてかかるものです。 

しかし、いざそういう時のためにも、出発前に駐車場の中で手綱の引き方を

しっかり憶え、少しでも馬の扱いに慣れておきましょう。

ようやく乗馬が楽しくなってきた頃に、部落にたどりつきます。


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