アンテロープ・キャニオン

【Antelope Canyon】 

アンテロープ・キャニオン
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およそ50年ほど前の、ある日、ナバホ族の12才になる少女が迷子になった羊を探していました。 

そして、いつしか、その少女は部落を遠く離れた峡谷をさまよい歩いていたのです。

地殻の変動によって、更には、永劫の時を経て風や洪水によって浸食された、巨大な赤砂岩の裂け目の中にはいり込んだ少女は、射し込む光線の角度によって変化し続ける、美しい岩肌を夢のように、ただ茫然と見つめていました。  

これが、アンテロープ・キャニオン発見の経緯、由来です。 

アンテロープとはその当時ナバホ族が飼っていた羊の一種で、その少女は現在も元気に暮らしているそうです。 

アリゾナ州、ナバホ居留区内にあって、峡谷へのアクセスや案内はすべてナバホ族によって行われています。

現代の私たちには、精巧なカメラやビデオという文明の利器があるので、このアンテロープ・キャニオンが近年、特に脚光を浴びるようになったのは当然と言えます。 

色彩の魔術は、肉眼ではとらえる事が難しいものがあります。 

カメラのレンズが、岩肌の凹凸による光の屈折を、見事な瞬間で捕らえることによって、更にその幻想的な美を引き出すのです。 

デジタルカメラの驚異的な普及によって、現像を待つことなく、誰でもその場で信じられないような映像の美しさを堪能できます。

この峡谷では、誰もがカメラマンになるのです。 

その無限で、そして、一瞬の美でもあるアンテロープの魔術は、峡谷と光の融合が生んだ見事なまでの、自然の芸術品なのです。

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